工事進行基準で経営力、営業力を強化!
工事進行基準が会計基準に適用されることになり、多くの会社で対応に苦慮されたことでしょうが、逆にこれを商機ととらえ、ビジネス拡大に向けて活用しよう。
[プチ用語解説] 工事進行基準とは
「工事進行基準」とは企業会計基準の一つで、これに対するものとして
「工事完成基準」がある。
工事完成基準は、工事の完成まで収益を計上しないが
工事進行基準は、工事進行途中(開発途中)の売り上げと費用を、
工事(ソフトウェア開発、システム開発など)の進捗度に応じて、
分散して計上する。
要するに「工事完成基準」は、
(これまでの日本的な)どんぶり勘定的な仕事の進め方に
都合のいい方法だが、「工事進行基準」は、
途中のプロセスをしっかり管理しないと計上できないので、
しっかりしたプロジェクト管理が必須、というわけである。
日本では、2009年4月から導入が原則として義務付けられている。